すべてに人に仕事を

生活の足しにあるいは目標があるために派遣会社に登録して働く人は増えています。
非正規雇用形態ではたらく人口はますます増加しています。
正社員になることができないためにやむをえない選択です。
なぜ正社員として働く事ができないかはさまざまな事情があります。
好き好んで非正規雇用形態をえらんでいるわけではありません。
同じ仕事ないようであっても待遇や給料また福利厚生に大きな差があります。
そうしたことを考えると働く意欲がなくなると思えるかもしれませんが。
同じ業務をしているのに腑に落ちないとおもうことでしょう。
それでも仕事があるだけまだ恵まれています。
ある男性は子供が二人いますが、数年前リストラにあいました。
それからはアルバイトでなんとか生計をたてています。
しかし貯金をつぶしながらですので正確には生計をたてているとはいえないかもしれません。
派遣に登録することもかんがえたことでしょう。
男性にとって失業中というのはかなりの精神的な圧力をうけることになります。
そのためその男性の家庭でも争いごとが耐えません。
妻は常に夫が正社員でない事を批判します。
男性も好き好んでアルバイトをしているわけではありません。
そのアルバイトも毎日夜勤なので大変です。
妻は働きにいくことを拒んでいます。
家事がおろそかになるというのがその理由だからです。
仕事を失うことが家庭の崩壊まで発展する事もあるのです。
すべての人に満足の行く仕事があたえられる日はいつかくるのでしょうか。